ご要望の多くで、収納をたくさん作りたいというご意見は非常に多いです。
注文住宅ならではの、収納たっぷりプラン!
皆さんの憧れかとも思います。
収納に関して、ご主人はそれほどご意見を述べるケースは少ないですが、
奥様が仰るケースがほとんどです。
という事は現在の住居では、
収納のレイアウトは奥様がされているという事でしょう。
男性・女性に関係なく、誰だって便利に使いたい・仕舞いたいのです。
お部屋の広さよりも、収納の広さを優先されるのも方法論ですし、
収納の大きさはそれほどではないものの、
適材適所に配置した収納計画もアリでしょう。
では、ここからが本題です。
便利にするための収納計画はどのようなものでしょうか?
カテゴリー別に計画すべし!
洗面カウンターを思い浮かべてください。
ここでは、何をしますか?
朝のハミガキや髪の毛のセットなどの身支度関係・
帰宅後の手洗いウガイ
などなど、少し考えるだけでもたくさん出てきます。
より生活シーンに落とし込んでいくと
入浴後の化粧水・乳液などお肌のお手入れをするのは
今や女性だけでなく、男性も増えています。
そうすると、
歯ブラシ(電動歯ブラシの人もいますよね!)
歯磨き粉・整髪料・男性はヒゲソリ、
先ほどピックアップした化粧水・乳液、
ドライヤーや美顔器系、お化粧セットなどに加え
上記のストックもあります。
私は、旅行に行った際の携帯用歯ブラシセットや
小さめのワックスなど、普段の出番は少ないものの
必要なストックもあります。
わずか洗面カウンターのみでこの文量。。
どこに何を収納するかの基本はこの作業にあります。
ウチの洗面カウンターには何が入っているだろう。
よくお分かりでない方もいらっしゃいます。
量を求める前に、モノの把握から入ると収納しやすくなります。
グループ別にまとめるべし!
ガチャガチャの典型が食器棚です。
食器棚は、性格を表すと勝手に思っています。
実は、デスクの引き出しの中と同じ考えで収納できます。
お箸・スプーン・フォーク・ナイフ系のものは、主に引出しが便利!
引き出した際に上から見れるので、
お箸ゾーン・スプーンゾーンというように、グループ別に分けましょう。
ワイングラスやガラスのコップ、お子様が使うコップなどのコップ系は
ガラス系とプラスチック系で分けるか、
毎日使う1軍・お客様が来た時用の2軍で分類するのもアリです。
恐らく、ワイングラスが1つしかないということは少ないと思うので、
複数同じものがある場合、縦に収納すると
同じグラスが奥にもあると認識できます。
お茶碗やお皿など、毎日使うゾーンは取りまとめておけば便利です。
お子様の家事手伝いも、そこに入っているというルール化ができていると
『お茶碗取って』も容易いことです。
ただ、毎日同じお皿ばかり使ってしまうので、
たまには別のお皿に入れてあげて、食事を楽しむことも忘れずに!
リビングをスッキリするクローゼットを!
お子様のランドセルやご主人の会社用バックはどこに置いていますか?
『ただいまー』と帰宅して、まずリビングに顔を出すでしょう。
よいしょとランドセルを置いていませんか?
ダイニングテーブルで宿題を済ますご家庭も多いので、
リビング側に出てくるのも当然ちゃ当然です。
そこで、リビングに近しい位置でクローゼットなどの収納があれば
ランドセルを指定席にできるのです。
ここはパパのバック・ここはママの。といった感じで。
掃除機やおもちゃ、普通のティッシュやウェットティッシュ、
常備薬など多様なものを収納できます。
ここでも、リビングで使うというカテゴリーは分類できていますので、
動線上も問題なしです。
いかがでしたか?
ご自宅の中で、何をどこにしまうか問題は3つの法則を守ると
キレイが出来上がります。
というものの、収納量はいつも7割!
7割を超えるとパンパンになりやすいので、
収納にもゆとりが大切です。