どんな家にしたい??

ただ家を建てたいです!

というご要望を頂いても、えっ!!どんな家??ってなります。

ご家族にとって、住み心地のよくなる家にするために
ご家族皆さんで、或いは、ご夫婦でよーーく話し合って下さい!

私はこんな家にしたい!

僕は〇〇が欲しいなど、
細かい事でも大雑把でも構いません。

それぞれがどのようなことを
心のうちに秘めているかを知ることが大切なのです。

中には、打ち合わせ中にご夫婦それぞれの思いをヒアリングの時に、
お互い初耳なんですけど状態の施主様もいらっしゃいます。

それでも構いませんが、家族全員が同じ方向を向いて
同じ目的地まで到達できる方が良い家づくりと思うのです。

みんな違う島に着いちゃったってことは、それぞれのゴールを満たせたとしても、
家族という絆はバラバラです。

私はそれを良い住宅が出来上がったと心から喜べるとは思えないのです。

なので、家族で話し合う機会を設けて頂きたいです!

では、家族で話し合う際に確認いただきたいことですが

  1. 今の家の良いところ・気に入っているところ
  2. 今の家の改善したいところ
  3. 新しくする際に取り入れたい要素
  4. そこでどう過ごしたいか

この項目をそれぞれの視点で意見を出し合い、まとめられることができれば
100点満点です!

それを担当スタッフに伝える際に、
上記の経緯があり、このような意見が出たと仰って頂くと
生活シーンが予想しやすく、更なる提案も出しやすい相乗効果が生まれます。

ここまでは生活シーンを考えた、いわば家族の健康診断のようなステップです。

自身の健康状態もわからず、はい!わたくし健康優良児です!と
どこから来たかわからない自信に満ちた発言をできる方は少数なのと
同じように、しっかりそれぞれの意見の見える化が大切で、
家族の総意という経緯も大切なプロセスなのです。

生意気にもなぜこのことから書いたのかというと、
住宅の打ち合わせは、回数を重ねると施主様と担当スタッフと徐々に打ち解けてきます。

注文住宅は、序盤の打ち合わせでこのヒアリングと呼ばれる打ち合わせが待っています。
まだ出会ってたった数時間、或いは数日で家族の赤裸々な部分までも話すことも含まれます。

これって信頼関係がまだ浅い人に話せる内容か否か、悩むポイントでもあると思います。

家族の総意ができていれば、話した方が良い内容かどうかのジャッジも可能となり、
家族内での揉め事も少なくなります。

本来は、スタッフ側も努力すべきで、打ち解けるスピードが早まることがあるなら
早々に対策すべきです。

私自身は、自分の身の回りの状況を包み隠さずお話しすることにしています。

共感を生むかどうかは施主様のお気持ちやお考え次第ですが、
こちらがベールを拭わない限り、その見えない壁は早々に壊せないと感じています。

営業のテクニックとまでは言えませんが、信頼という実績が大切です。

しかし、
どんな家にしたいか・そこで何がしたいか。
家族で、ご夫婦でしっかり話し合う事!

これが良い家づくりの初めの第一歩です。