マンションや賃貸住宅にお住まいの方は、
理想の玄関に到達していない可能性があります！
そもそも、建物の大きさ的に
そこまで大きい玄関にできないので、
仕方ないサイズ感に収まっているということも考えられます。
しかし、注文住宅はこだわりポイントを選べるのです。
来客が多い家は、
リビングを通らず、和室や応接間へお通しできるように
玄関やホールを広く取ることも、注文住宅なら選択肢の一つです。
応接間なんてある家は圧倒的に少ないですが笑
最近流行りは、シューズインクローゼットです。
略してＳＩＣ。
このＳＩＣは二通り考えられます。
①収納重視スタイル
②動線重視スタイル
①収納重視スタイルは、壁量が必要です。
壁がなければ、キチンと靴を収納できるスペースを取れません。
家族の人数が多いご家庭は、量を求める傾向にあります。
なぜなら、人の人数に比例して靴の数も増えるからです。
特に女性は、ヒールやパンプス・ブーツなど男性よりも種類も所有数も多いのです。
ブーツは、収納するには高さが必要となり、通常の靴に比べて
収納できる量は減ってしまうので注意が必要です。
②動線重視スタイルは、
玄関からＳＩＣへの動線・ホールからＳＩＣの動線と
二つの動線を確保するパターンです。
家族は帰宅した際、
玄関に靴は脱がずそのままＳＩＣへ行き、脱いだ靴を収納します。
一方ご来客がみえた場合は、
玄関からホールへ、一般的な動線で家の中へ入っていきます。
こうすると、玄関には家族の靴は並ぶことがなく、
いつもキレイが保てる玄関となるのです。
カタログに出てくる感じのイメージになります。
アウトドアがお好きなご家族は、テントやイスがありますし、
スポーツがお好きな方は、ゴルフバックやスキーやスノーボードの板があります。
また、高級なロードバイクもお持ちの方も増えているので、何を収納するかによっても
必要な面積が変わってきます。
収納する靴を
誰がどれだけの数を持っているか、
あらかじめ把握しておく必要もあります。
個人的に好きな玄関は、
玄関に入ると、玄関ホールの先に大きなＦＩＸ窓があり、そこに樹木を植え
坪庭で広がりのある玄関とするか、
玄関の正面にタイルや石貼りで演出して、
なんかいい家に来たぞ感を出すかのどちらかです。
玄関はその家の顔とはよく言ったもので、
毎日の使い勝手も、
家族それぞれが帰宅の際、或いは、来客時のおもてなしも
両方必要な要素です。