注文住宅を提供する仕事は、施主様の寝室まで入ることができ、
そのくらい信頼度がないとできない仕事なので信念を持ってやってください。
昔、上司に言われた言葉です。
確かになーと思ったことを記憶しています。
施主様ごとに住宅の形態は様々です。
一番有名なものは、LDKの違いを挙げられやすいですし、
わかりやすい箇所とも思います。
二世帯住宅などの例えですが、
親世帯・子世帯でも寝室の考えに違いが出ます。
年齢を重ねるごとに浮かび上がる『個性』。
色んなことに好き勝手したい、我慢したくないご夫婦の姿もあります。
①エアコンの温度設定
男性と女性で、適温に違いがあります。
比較的、男性が暑がり・女性が寒がりという方が多いのではないでしょうか。
ご夫婦それぞれ、適温が違えばゆっくり休むための寝室で、
満足におやすみできない可能性もあります。
②イビキや歯軋りなどの音の問題
昔は気にならなかったこの音も、歳を重ねるごとに騒音と感じるようになるのよ!
ある施主様から頂いた一言です。
私も若かったあの頃、
当時の私には刺激的な言葉でその印象は今も薄らぐことはありません。
年齢からくる、眠りが浅くなる現象からでしょうか。
少しの物音に反応しやすくなっているのかもしれませんね。
③好きな時間に好きなことをしたい
寝る前の読書・寝る前の音楽鑑賞やTV鑑賞など、
それぞれのタイミングで好きなことを楽しみたいというご要望もあります。
もし隣同士で就寝されていた時、
読書で光が眩しく感じる・寝たいのに音楽が耳障りなど、
落ち着いて趣味の世界に没頭できる時間もありません。
このように、親世帯様の寝室には個性が出やすいです。
親しき仲にも礼儀ありということなのでしょうか。
或いは、一人の時間の充実が、二人の時間をより円満にさせるのでしょうか。
付かず離れずが一番なのかもしれません。
もう一度、イビキは騒音と教わった施主様のところに行って、早くご教授頂かないと!!
また違ったアドバイスが伺えるかもしれません。
次はどのようなびっくりパワーワードを聞けるか楽しみです。
長くなりましたので、子世帯や若世帯編はまた後日!