注文住宅を検討している人にとって
理想の建物は、どのようなものか。
10人いれば10通りの暮らし方があります。
土地から探しての方は選択肢の幅を
どのくらい持つかによって検討に差が生じます。
- 電車の利用沿線だけ決めて、駅は二の次とする
- 電車の利用駅の範囲を限定してから検索
- 通勤時間からエリアを絞る
- 今住んでいる地区から探す
- 小中学校の学区内から探す
上記の例はあくまで一部だけ挙げたものです。
どのような地域で、どのように暮らすか、可能性は無限大です。
無限大すぎて、どのように暮らすのかゴールの設定が曖昧なままだと
本当に良い物件に出会えたはずのせっかくの機会に、
マリッジブルー的な魔が刺します。
本当にこれが良い物件?
もっと良い物件があるのでは?
いま買うのが正解なの?
このように深みにハマっていく方で
良い家づくりをされたなと思い浮かぶ方は過去を振り返ってもいません。
まさに沼です。
ゴールの設定がブレブレの方が寄り道をし、魔が刺します。
よくできたストーリーで、よくある話とも言えます。
まずはご夫婦がどのように暮らしたいか。
仕事に重きを置くか、子供たちの学校に、或いは、家族との時間に。
いきなりですが、ここで問題定義をしたいと思います!
なぜ、どこに住みたいかの想定はできても、
どのように暮らしたいかの想定はできないのでしょう。
どこに住むかは、その土地の周辺環境の中から
スーパーや病院があるので便利・近くのショッピングモールに行きたいなど、
目的地がすぐそこにあるので想像がしやすいのです。
これは近い将来しか見れていません。
どのように暮らしたいかは、
ご夫婦で話し合いをみっちり行い、意見のすり合わせをし、
見ている遠い未来の方向を合わせなければなりません。
これはなかなかしんどい作業です。
未来を考えることと家族の将来を思うことは
即答できる内容でもありません。
しかし、ゴールが設定できた際、強力な家づくりが始まります。
ご自身で動き出した感じがわかるほどの躍動感があります。
どのように暮らしたいを想定できた時、
建物の自由度が高い注文住宅の出番です。
その暮らしを叶えることができる建物があり、
その建物が建つ土地を検索するのです。
要望全てを満たす100点満点な土地探しはあり得ません。
60点でもよく稼いだ点数です。
残り40点もあるじゃないか!!
そうご意見が上がりそうですが、自身の意見の半分以上満たせています。
その時点で上出来です。
物件検索は、このネット社会において情報を取れるものが強者です。
その権利は誰にでもあります。
アプリで探す・パソコンで検索することが
不動産屋さんに依頼するよりも早い時だって数多くあります。
ネット上に登録した方が、売れるスピードが格段に早いので
掘り出し物件に出会えるチャンスは不動産屋さんも少なく、
消費者の皆さんが出会えるチャンスはさらに少なくなります。
そこでも、どのように暮らしたいかが大切になってきて
自身のテーマさえきちんと設定できていれば
物件の上がってくるスピードも違ってきます。
その時、スマホでの物件検索などが役立ち
情報をいち早く掴める状態で
掘り出し物件ともいえる物件へ出会えるのです。
さあ、家族の未来を話し合いましょう!