サニタリールームのインテリア

なぜか水回りには
清潔感を求めてしまう自分がいます。

朝起きて顔を洗う・外出前の身支度・
帰宅後の手洗い・寝る前の歯磨き・
洗濯前の衣類関係などなど
サニタリールームにおける用途です。

用途がキレイを連想させる

部屋としてではなく、洗面所という用途が
キレイでありたいとさせるのかもしれません。
インテリアは清潔な印象が高い
ホワイト系が多いです。

インテリアをセレクトする方が多い女性には、
生活感や明るい印象を求める方が
多いように感じます。
ホワイトを基調とし、
ブルー系やピンク系・グリーン系など
淡い色味も人気です。

清潔感を得たが…

抜群の清潔感を得たが、失うものもあります。
それはこまめな掃除を必要とすることです。
キレイな空間は、
汚れやすく侵食されやすいです。
少々仕方ない感もありますが、
清潔感を維持するためには掃除は必須です。

逆転の発想かもしれませんが、
掃除する環境づくりを強制的にすることで
キレイを維持できるので、
意識付けができます。

サニタリーがある方角は?

いつも日の当たる場所=南側を連想できます。
LDKが配置されやすい場所は南側です。
一方、水回りが配置されやすのは北側です。
北側=薄暗いと思われる方が多いのも事実。
日本の建築は、
南側信者ともいえるゾーニングが多いのです。

実は北側は安定的な光の量なので、
決して暗いわけではないのです。
これ、誤解されている方が多いです。
昔の建築は、
今ほど性能が良いわけではなかったので
できることの範囲が限られていました。
壁を多く配置しなければならない・
窓の高さは高く取れない・
照明計画も照度が低めなどなど
ますます暗くなる一方な計画であり、
明るさを求めていなかったのかも知れません。

今は、それら全て逆のことが対応できるので、
明るさの確保が対応可能となっています。

暮らし方を考えて、方角に囚われない

ここで言いたい!
サニタリーだって南側でもいいじゃないか!

そもそも水回りは
北側になければならないものなのか。
誰が決めたのでしょう。
結婚指輪の給料3ヶ月分と同じ内容です。
もう一度言います。
誰が決めたのでしょう。
違う感情が入ってきましたね。
話を本題に戻します。

家を不在にする機会が多い世帯には、
急な雨で洗濯物を
取り入れることが難しいです。
室内物干しの要望が多いことは、
その現れでしょう。

であれば、物干しの空間を南側にとれば
バルコニーに干さずとも室内物干しをしながら
太陽の光にあてることも可能です。

そして、光が入りやすくなったサニタリーに
ホワイト系で統一したインテリアであれば
さらに清潔感をUPさせることも
可能になります。

もちろんお部屋の配置が
優先順位の高い状態にある
方々には不向きだと思います。
帰って寝るだけの寝室であると
割り切れる方には
ご納得頂きやすい内容と思います。

いかがでしたか?
発想を固定化せず、
暮らしやすい間取りになるための
工夫がそこにあります。
楽しく未来を考えることが
良い家づくりにつながります。