ハウスメーカーを決める際、
すなわち、契約前の見積もりに対し
高いや安いと比較検討される方。
仕様確認をされていますか?
契約後の見積もりの増減は、つきものです。
もちろん、ほとんど契約時のままの価格で
打合せを終えた施主様も多くいますが、
増えた方の方が多いのではないでしょうか。
増減額の原因は2つ
①担当者の見通しの甘さによるコストアップ
②施主様の要望の変化によるコストアップ
この2つが主な要因でしょう。
少し細かく説明していきます。
担当者の見通しの甘さによるコストアップについて
様々なジャンルから選べる注文住宅は、
ここに予算を投じようとするか
逆にここは予算を掛けずに行こうとするかの
選択肢があります。
例えば、キッチンにこだわりたい!
お風呂でTVが観たい、
など人によっては
どちらでも構わない内容かもしれませんが、
そこが注文住宅で、
採用したい項目が十人十色なのです。
しかし、多くの施主様は
『こっちは素人なんだから、見積もりはうまくやってよ』
という施主様が多いのも事実。
それは、ある種プロにお任せスタイルなので
プロらしく丁寧にやる営業もいれば、
手抜きな営業・
或いは知識が浅い営業も当然ながらいます。
どの営業にあたるか・
担当者として相応しいかが
大切である事もこのブログ内で
何度も申し上げている事です。
私たちは〇〇のような家づくりがしたいと
要望を伝えたつもりでも、
受け取り方が悪ければ、
そこは予算の対象として
低く設定されてしまう可能性があります。
また、他社比較として
数社ほど相見積もりをしている方は
トータル金額を安く設定したいという
企業側の心理が働き
概算という曖昧な見積もりを安く設定し
トータル金額を下げることが考えられます。
そうすると、
契約後の打合せにおいて
増額の要因となりやすいです。
具体的には、照明・カーテン・外構工事などが挙げられます。
契約前にプランが確定すれば良いですが、
そうでない場合も散見されます。
費用に対し、概算がどの内容なのかは
仕様を確認すべし!です。
施主様の要望の変化によるコストアップ
契約前と契約後で、打合せが楽しくなって
どんどんご要望が
大きくなってくる方もたくさんいます。
例えば、
一旦納得したプランだったはずですが、
もうちょっといいものに、
もうちょっといいものにを繰り返し、
建物が大きくなっちゃうタイプです。
そもそも論ですが、
建物が大きくなるということは
一番増額になる要因が見えやすいです。
確かに、大きくなることによって
制限がかかっていた間取りが取れたり、
より大きなLDKになったりと、
良くなることもあります。
良くなったことで、高揚感が出て
あれもこれもと追加追加で、増額に。
それは、見通しの甘さというよりも
要望の肥大化意外、考えられません。
担当者は悪くないっス。
今日はカレーを作ろうと
スーパーに買い物に来たけど
特売日だったので、色々カゴに入れて
精算をしたら
意外とすごい金額になってた状態です。
しかし、予算にもゆとりがある事と、
納得して変更している事であれば
全く問題ありません。
契約前には何が入っているか確認を怠るなかれ!
私がいつも営業していて申し上げているのは
ショールームで確認すべし!です。
たかが数時間!
惜しまなければ、
悲しい思いをせずに済みます。
外壁はこれ、ドアはこれ、床材はこれ、
キッチンは、お風呂はみたいに
一つ一つ確認をすると、
それでこの見積もりです
という整合性が取れます。
紙の印刷物で、これが入っていますという
メーカーもあるでしょうが、
若干の不親切感を持ってしまいます。
わかりやすい打合せが、
わかりやすい見積もりとなるのです。
それをしておけば、
契約後の増減額については
施主様の中でも整理がつきやすいと思います。
いかがでしたか?
より詳細に、
より細かく入っていく必要はないと思いますが
大きな枠組みの中でいえば、
知っていて損はないと思います。