おしゃれな家づくりをしたいという方は
細部にまでこだわりたいはずです。
しかし、こだわって色々調べて
調べすぎて、何を選べばいいんだーという
選択難民になっていませんか?
決定には理由づけが必要ですが、
オシャレばかりに目を取られ、
確かに格好良く仕上がるものの
予算がある家づくりに
上限を超えてしまわないような工夫も必要です。
どのタイプのトイレがあるのか
まず、大きく分けて水を溜めるタンクがあるタイプと
水を溜めないタイプがあります。
溜めるタイプは昔からご家庭で使用されていて
記憶にもあると思います。
溜めないタイプは、タンクレスという呼び名で
呼ばれています。
このタンクレスが非常に格好良く、
タンクが無いことでデザインがシンプルになっています。
新築のイメージはタンクレストイレを導入したいと
お考えの方も非常に多いです。
節水機能は?
昔のトイレは小で13リットル使っていたのに対し、
現在は3.6〜3.8リットルとかなり節水が進んでいます。
タンクレスとタンク有でも少しの節水の差はありますが、
大きく違わない数字です。
こう考えると、技術の進化がありますよね!
気になる機能面は?
ここは、タンクレスの優位性が出る部分です。
メーカーとしても高級ゾーンとなり、
力の入れ具合が出てくる部分です。
採用したい機能の上位としては、
オート開閉機能。
これは、トイレの前に立つとフタが自動で開閉してくれる
機能を指します。
外出先で、自動でフタが開くことはあったかもしれませんが、
個人の住宅ではなかった機能がつくと
人間は単純なもので、『おぉ』と感動してしまいます。
そしてもう一つ、オート洗浄機能。
用を足した際、数十秒後に自動で流してくれます。
文明が進むと、人は馬鹿になりかねませんが、
馬鹿になってもいいので、つけたい機能です。
気にするのはお子様です。
自宅のトイレは勝手に流してくれるので、
外出先で、用を足した後に流れると思っているので
流し忘れがたまにあると伺います。
その際は、その機能をオフにして使用してください。
大きくなったら機能の解放をしてあげましょう。
タンクレストイレの対抗馬
リクシル製のトイレは、なんちゃってタンクレスならぬ、
ローシルエットがあります。
ローシルエットは、タンクレス風に見えるよう
デザイン開発されており、便器の裏側にタンクがあります。
なので、ローシルエットなのです。
タンクレスは、連続で水を流すことができますが、
ローシルエットは、タンクに水が溜まる時間が必要です。
一旦タンクレスのトイレで生活してしまうと
タンクに水が溜まるこの時間すら待てないのです。
どのシチュエーションかというと
トイレ掃除問題。
節水式になってから、トイレクイックルのような
厚手の清掃道具を使用すると、
流れにくいので、少し漬けてから水を十分含ませた状態で
流すとキチンと流れてくれます。
しかし、節水を意識しないあまり、その場でジャーと行こうものなら、
流れない。。
やっちまったと思っても、溜まるまで流れない。
少々面倒ですが、仕方ありません。
タンクレスはよく使うフロアに
結論、タンクレスは高く着きます。
なぜなら、手を洗う場所を儲ける必要があります。
タンク有のいつものものから、タンクレスにすることで、5万円程度UP。
手洗い器も安いもので6万円ほどし、高いものになると15万円くらいします。
トイレだけでこの増額です。
ですので、LDKがあるフロアなど、よく使うところにタンクレスを提案する
ケースが一番多いです。
それ以外は、普通のトイレに。
しかし、決して価格面だけでなく、防災も考えています!
なぜなら、タンク有のタイプは1回は絶対に使用できます。
だって溜まってるんだから!
この1回が結構貴重な1回です。
断水時に流そうと思うと、どこかでストックしてあるお水が必要です。
それをどう考えるか。
その時はその時でしょって方もいらっしゃいますので、
お考えは施主様に委ねます。
いかがでしたか?皆さんのトイレ事情。
お客様ごとにお考えに違いがあります。
悩んでも、ベストな選択をしていただきたいです!