当たり前を見直す!

今まで住んでいた住まい
育った実家であったもの
これから作る新しいマイホームにも当然の如く
“あるもの”としてお考えでしょうか。

実はソレ、なくても構わないものなのかも知れません。

注文住宅だから、戸建住宅だから
絶対になければならないという事もありません。

それも含めて『注文住宅」なのです。
施主様が建てたいように建てて良いのです。

時代の進化につれ、家電や設備の進歩が凄いです。
私が幼少の頃はドラム式洗濯機はありませんでした。
何なら、洗濯洗剤は粉しかなく、体を洗う石鹸が実家にはありました。
文字にすると時代を感じますね。

一昔前は、専業主婦が多かった時代。
今は共働き世帯が一般的です。
夫も妻も、時間に追われています。
家電の進歩は時代背景を表し、日常を便利に変えてくれます。
そこで生まれた時間で、家族の団欒やゆとりの時間を生んでくれ、
生活を豊かなものに変化してくれるのです。

テレビのCMも、女優さんがやっていたお皿洗いの洗剤・洗濯も
男性の俳優さんたちの露出が増えています。
30代・40代の世代は、家事を分担することも増えているはずです。

料理は女性がするものと決めつけているオジサン営業に
これからの住まいを任せることができるでしょうか。
今の時代にあった、柔らかい頭の思考方法の担当に任せたくないでしょうか?

さて、そろそろ本題です。
念を押すようですが、必要と思えば導入することもでき、
不要と思えば、不採用とできる。
皆さんに確かにな!という思考方法のリアクションのために
勇気を持って書きます!

☆2階トイレ不要論☆


例えば、100m2のマンションにトイレは2つあるでしょうか?
99%の確率で、1つなはずです。
しかし、同じ100m2の2階建てとなった瞬間にトイレが2つとなります。

階段の上下運動が発生するために、トイレが2つとなる要望へ変化します。
あった方が便利でしょう。ソレも分かります。

上下運動を回避するため・トイレ渋滞を避けるために2箇所必要でしょうか。
では、マンションにお住まいの方々は渋滞の発生時どのようにされているのでしょう。
実はそれほど渋滞していない説、あると思います。

また、トイレ掃除を担当される方からすると2箇所セットがその時点で決定です。
トイレを掃除して、また別のフロアにあるトイレ掃除です。
声には出せない『面倒臭いな。。』と内に秘めたる思いのある方も実はいるのでは?
フロア別に担当を変える制度もアリですね。

トイレ繋がりでもう一つ。
☆トイレとお風呂の窓、不要論☆


この窓の役割として、換気があります。
昔ほど換気扇の性能が悪いわけではなく、今は格段に性能UPをしています。
トイレの芳香剤も、あのトイレらしい匂いではなく、
ディフューザーという匂い✖︎オシャレという最強のアイテムもあります。
トイレ内のインテリアを高めるには、窓がない方が良かったりもします。
あるものを消す、引き算の考えです。
これは長くなるので、次回以降にします。

お風呂の窓も同様に、換気性能から来ています。
しかし、都市部の住宅はお隣との距離感も考慮する必要があります。
お年頃のお嬢様の入浴時間をわざわざ外部にシルエットとして映す必要もありません。
窓がないと圧迫感がありませんか?というご意見もたまに頂戴します。
まず、今の家のお風呂のサイズより大きくする方がほとんどです。
大きくなる時点で圧迫感は軽減されます。
でも!ってお思いの方は、その際は、つけるのも方法論です。

いかがでしたでしょうか。
賛否両論あるのを覚悟の上で、書きました。

当たり前を疑う事から始めれば、オンリーワンの家づくりが始まります。