都市部の住宅は、防犯対策が必須条件です。
どこで狙われているか、わかりません!
マンションのように、
オートロックであることで防犯性を高め、
そこに住む居住者しか入ることが難しい条件にしようなんて、
戸建住宅の場合はそうはいきません。
自分の身は自分で守る他ないのです!
ではどうするか。
シンプルですが、『狙われにくく、侵入されにくい住宅』
とするしか方法はありません。
これを書いている私も泥棒になったことはありませんので、
ゴクゴク一般的なことし書けませんが、
仕事柄注意していることを皆さんにお知らせします。
☆周辺から敷地のなかが見えるよう、塀は高く作らない。
泥棒が犯行を優位に行える環境を与えないことが
犯行を諦めさせる第一条件です。
普段見慣れない人がご近所の家に入っていると
不思議とジーッと見てしまう人も多いと思います。
分譲地は、周辺が見渡しやすいよう設計されているケースが多いです。
☆防犯合わせガラスの採用をする。
これはハウスメーカーであれば、標準採用ではないでしょうか。
5分以上、侵入できないと諦める性質があるらしく、
ガラスを破るのにも、ガンガンと相当の音が周辺に響き渡ると
ご近所から見られやすくなり、諦めるといわれています。
☆解錠しやすいカギを選ばない。
ピッキングやサムターン回しが適用しない玄関ドアのカギは、
それだけで諦めます。
1キー2ロックという、
1つの鍵で、2個施錠するカギもあります。
なので、玄関ドアと窓のカギさえして戸締りしていれば
泥棒から身を守れるのです。
☆夜間の侵入を防ぐには、人感センサーやスポットライトを
活用した照明計画の導入を行なったり、
警備会社の運用を検討したりすることも
防犯性能を上げることとなります。
警備会社に依頼すると、警備用の設備機器を導入しなければなりません。
導入する場合、機器の購入かレンタルかを選ぶことができます。
当初、導入費用を抑えるためにはレンタルがお求めしやすいですが、
月額の費用負担も購入の場合と若干違いが生まれますので
確認が必要です。
警備会社に依頼までは…という方は、
防犯カメラとインターホンを連動させるタイプもあります。
便利な世の中になりました。
スマホとネットさえあれば、誰もいない住宅内の映像も
スマホ上から観る事もできます。
狙われないようにするのは難しいことかもしれませんが、
毎日の戸締りが防犯性を高めることは事実です。