ペットも家族

ペットを飼っていらっしゃるご家庭も数年前から増えています。
定番の、犬・猫に限らず、鳥や亀、うさぎを飼われているかたも
いらっしゃいます。

多くのご家庭は、そのペットも家族同様と思われています。
そこに住む人を中心として住まいづくりを行なっていますが、
ペットにも気持ちよく住んでもらいたいという家族の意見が多いのです。
ペットを人と同じように表現される施主様の場合は、わかりやすいですが、
違う場合、詳しく知る必要があるでしょう。

長年一緒に住んでいると、愛情が湧いてきますので、当然のお考えなのかもしれません。

まず初めに、気にするのはサイズ感。

部屋と部屋の移動を頻繁に行うのであれば、
建具もくぐり戸付きのペット対応ものとしたり、
ペットの居場所とするスペースをあらかじめ作ってあげたり。

ペットにとっても快適で、それを見守る家族も微笑ましくいれるのです。
なので、サイズ感は知っておかなければならない1つ目の項目です。

次に、どこのお部屋で・どのように飼育するのかを伺います。

LDKのみとする、お庭がメインで屋内は考えていない、
自由にLDKと各部屋を行き来してもOKか、
或いは、ゲージの中のみか。

それにより、内装材を変えることがあります。

例えば猫の場合、
キャットタワーという猫が登り降りして遊べる遊具をどこに置くか、
(設置されない方も当然いらっしゃいますが)
壁紙で爪研ぎをしても痛みにくい仕様とするか。

トイレのBOXを置く場所をどこにするか、
そこで用を足しても問題ないように換気扇をつけたりなどなど。

あらかじめ決めておいたとしても、
期待通りにその場所で遊んでくれたりしないケースもあるようで、
どこまでするかが悩みどころです。

犬の場合、
散歩から帰ってきた際、足を洗う場所をどこにするか。
またその際は、リードを引っ掛けるところもあればなお良し!
そして、その足を洗う場所にはお湯も出たほうが良いか、水だけでもOKか。

小型犬の場合は、自宅でシャンプーができるようにとの
ご要望にも対応可能な洗面カウンターもあります。

もはや、この家族同様な存在のペット達に
メーカー側も合わせて準備しているような状態です。

熱帯魚などの魚系は、どこに水槽を置くのかと
その水槽の掃除も大変な作業です。
あらかじめ決めておいた方が良い条件ですね。

しっかり育てて、それぞれのペットと楽しい時間を過ごしてほしいです。